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『イカゲーム』韓国作品初「米ネットフリックス1位」…世界の視聴者魅了の秘訣
動画配信大手ネットフリックス(Netflix)の独占配信ドラマ『イカゲーム』が全世界のドラマファンを魅了している。
◆【写真】イ・ジョンジェ&パク・ヘスら、信頼できる俳優たち=『イカゲーム』
世界の動画配信コンテンツ順位集計サイト「FlixPatrol(フリックス・パトロール)」が22日に明らかにしたところによると、『イカゲーム』はネットフリックスの世界ランキングで1位になった上、韓国ドラマとしては初めて米ネットフリックスの1位に立ったとのことだ。これは、韓国ネットフリックス・オリジナル・ドラマが昨年記録した米国最高順位『Sweet Home -俺と世界の絶望-』の3位という記録を上回る成績だ。『イカゲーム』は韓国だけでなく、米国・香港・台湾・シンガポール・ベトナムなど14の国と地域で1位になり、イギリス・フランス・ドイツなど39カ国では2位になった。
『イカゲーム』が全世界で愛されている理由は何だろうか。この作品は456億ウォン(約42億円)の賞金がかかる謎のサバイバルに参加した人々が、最後の勝者になるために命をかけて極限のゲームに挑戦するというストーリーだ。製作費だけで200億ウォン(約18億6000万円)が投じられている。映画『トガニ 幼き瞳の告発』『怪しい彼女』『天命の城』を手がけたファン・ドンヒョク監督がメガホンを取り、イ・ジョンジェが主演していることから、韓国でも大きな期待を集めた作品でもある。
『イカゲーム』のヒットの要因としては、斬新な設定と童話的な空間、各登場人物の描写、そして出演者たちの非の打ち所のない演技力などが挙げられる。
米経済誌フォーブスは『イカゲーム』の人気の秘訣(ひけつ)について、「奇異で暴力的だが、優れた演技と記憶に残る登場人物、オリジナリティーあふれる設定が詰まっている作品だ」と高く評価した。
また、『イカゲーム』は米国の映画評論サイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」で好評指数を意味する「トマトメーター」でも100%を記録、観客の評価も90%を得ている。さらに、米国の映像コンテンツ専門サイトIMDbでも10点満点で8.3点を得るなど、人気を証明している。
イ・ウジョン記者