K-POP
防弾少年団が国連で3度目のスピーチ、ロストではなくウェルカムを語った
「(新型コロナウイルスの影響で)世の中は止まったと思ったけれど、少しずつ前に進んでいます。すべての選択は変化の始まりだと信じています」
◆【写真】防弾少年団、「SDGsモーメント」開会セッションでスピーチ
人気グループ防弾少年団(BTS)が「未来世代と文化のための大統領特別使節」として第76回国連総会に出席し、若者世代の考えを世界に向けて発信した。
防弾少年団は20日午前8時(現地時間)、米国ニューヨークの国連本部で開催された特別イベントである「持続可能な開発目標(SDGs)モーメント」開会セッションで、若者世代を代表してスピーチを行った。
2018年、2020年に続き、国連で3度目のスピーチをすることになった防弾少年団は、今回は若者世代の声そのものを世界に伝えるというメッセンジャーの役割を自任。国連本部でメンバー全員が韓国語でスピーチをした。
国連本部で行われた「持続可能な開発目標モーメント」開会セッションで演説した文在寅(ムン・ジェイン)大統領から紹介を受けて登壇した防弾少年団は、自然とともに過ごす姿を収めた写真、気候変動など環境に対する若者世代の考え、新しい方法で友人と出会い、学習を始め、よりいっそう健康に生きていくために努力する人たちの話などを紹介し、共感し、感嘆した。
防弾少年団は、勇気をもって挑戦している若者世代について「(コロナによる)ロストジェネレーションではなく、ウェルカムジェネレーションという方がふさわしい。変化におびえるのではなく『ウェルカム』と言いながら前に進んでいく世代という意味」と強調した。また、防弾少年団はワクチン接種の大切さにも言及し、「皆さんと会える日はそう遠くはないだろう」とした上で「すべての選択は変化の始まりだ。新たに始まる世界で互いに『ウェルカム!』と言い合えたらうれしい」と話し、スピーチを終えた。
イ・へウン記者