最近、厳しいソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保が施行され、夕方6時以降、首都圏では閑散とした様子が目に付く。

 私的な約束を最大限控えなければならない時期だけに、仕事の後に一人だけの時間を賢く過ごす方法はないだろうか。

 ホテル検索プラットフォーム「ホテルズコンバインド」は8月30日、暑さが一段落した今、もどかしい気分を解消することができるソウルの夜景の名所4カ所を推薦した。
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◆車道から歩道へと生まれ変わったソウル路7017

 ソウル駅に位置するソウル路7017は、車道だった旧ソウル駅高架道路を歩道にリモデリングした歩行庭園だ。1970年代にソウルの顔を象徴していた高架道路は、2000年代に安全性が問題視されたことから利用が禁止され、大々的な補修を経て、2017年に歩行者専用道路として新たに誕生した。

 視野が開けているソウル路からひっきりなしに行き交う車を見物していると、ソウルの華やかさをよりいっそう鑑賞することができる。

◆韓国のラ・ラ・ランド、ソウル駱山公園

 大学路や東大門から続く駱山公園は、城郭に沿ってソウルの夜景をパノラマのように鑑賞することができる、代表的な名所の一つだ。

 日が落ちると、城郭のかすかな明かりと都市の夜景が調和をなし、ロマンチックな風景を織りなす。複雑で忙しいソウルも、駱山公園から眺めれば静かな雰囲気を感じることができるだろう。

◆写真作家たちの撮影名所、国立中央博物館

 大韓民国の宝物の宝庫と言われる国立中央博物館は、30万点を超える文化財を所蔵しており、勇壮な外観を誇る。国立中央博物館は有料企画展示を除けば無料観覧が可能で、負担なくさまざまな体験を楽しむことができる。

 国立中央博物館ヨルリンマダンの階段を上がると、ソウルの明かりが輝く夜景を鑑賞することができる。南山のソウルタワーをバックにした有名なフォトゾーンがあり、思い出に残る写真を撮影するのにピッタリだ。

◆韓国初のボタニカル公園、ソウル植物園

 麻谷ナル駅から歩いて5分の所に位置するソウル植物園は、植物園と公園を結合した韓国初のボタニカル公園だ。この公園は、全面積がサッカーグラウンドの70倍に達するほどで、非常に広い。

 ソウル植物園は虹の夜景の名店としても有名だ。日没後、ソウル植物園の温室は256色のLED照明で照らされ、虹色の壮観な景色が広がる。

 見晴らしのよい湖の周辺にある散策路も、夜になると照明で照らされ、神秘的な雰囲気の中で余裕を持って散歩するのによい。

イ・ヒョンジュ記者

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