女子バレーボール選手のキム・スジ(34、IBK企業銀行アルトス)が、25年来の付き合いの金軟景(キム・ヨンギョン、33、上海国華人寿)に対する思いを打ち明け、泣きそうになった。

 金軟景と小・中・高校の同級生であるキム・スジは、1日放送のバラエティー番組『You Quiz on the Block(ユー・クイズ・オン・ザ・ブロック)』(tvN)で、「軟景はわたしの自慢だと思う。自慢できるほど変わらずコツコツと大きくなってくれたし、女子バレーボールの興行において、その中心には軟景がいる。わたしたちのような選手が日の目を見られるようにしてくれた選手」とコメントした。

◆【写真】太極旗掲げ帰国したキム・ヨンギョン

 小学校時代の金軟景について尋ねる質問には、「性格や行動のようなものは、本当に今と全く同じで、違うことと言えば、背がとても低かったこと。基準を置いて見てみると、わたしは大きな選手で、軟景は小さな選手だった」と答えた。

 キム・スジにとって金軟景は、いつも気の毒な友人だ。キム・スジは「(金軟景が)外国で一人で生活しているときはいつも気の毒に思っていた。代表チームで生活しながら切なかったのは、いかなる試合や結果に対しても本人がすべて耐えようとしているのが痛ましかった」と語った。

 さらに「スポットライトが軟景を一番多く照らすけれど、それによって、よりいっそう背負うべき荷が大きい。オリンピックだけ見ても、『心配しないで行こう、試合がうまくいってもいかなくても、全部わたしのところに来るのだから』と言っていた。そう言うのを見るとちょっと…」と言って、親友・金軟景への思いから泣きそうになった。

 なお、金軟景とキム・スジは東京オリンピックの後、韓国代表引退を宣言した。

キム・ソジョン記者

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