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映画「ミナリ」の韓国系米国人監督 「君の名は。」実写版を降板
【ソウル聯合ニュース】日本のアニメーション映画「君の名は。」のハリウッド実写版でメガホンを取る予定だった米映画「ミナリ」のリー・アイザック・チョン監督が降板したことが分かった。米芸能メディア、デッドラインが22日、報じた。
報道によると、チョン監督は配給会社や制作会社と製作日程を巡って対立したことで降板し、配給元が後任を探しているという。
韓国系米国人のチョン監督は「ミナリ」で、自身の体験を下敷きに1980年代に希望を求めて米国に移住した韓国人一家の物語を描き、同作に出演した女優のユン・ヨジョンは第93回米アカデミー賞授賞式で助演女優賞を受賞した。 新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」は、同作の大ファンとして知られるJ.J.エイブラムス監督が実写映画化権を獲得した。
韓国でも2017年に公開されて367万人の観客を動員し、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」(301万人)の興行記録を塗り替えて韓国で公開された日本アニメで最大のヒットとなった。