米ビルボードのシングルチャートで7週連続1位を記録した韓国の人気グループBTS(防弾少年団)の『Butter』の一部が、日本のゲームのBGMに似ているとの疑惑が一部ネットユーザーの間で浮上している。

 19日午前、インターネットのコミュニティーサイトに「Butterに盗作疑惑が浮上」と題する書き込みとともに、動画が投稿された。動画は、日本のKONAMI(コナミ)が1992年に制作したゲーム「モンスター・イン・マイ・ポケット」のBGMだった。投稿者は「サンプリングレベルでなく、ほぼ同じに聞こえる」と主張した。 動画を見たネットユーザーたちは投稿者の意見に同調した。ゲームの音楽「モンスター・イン・マイ・ポケット」の5-20秒の部分と『Butter』の冒頭部分のメロディーが似ているというわけだ。ネットユーザーたちが指摘した部分はBTSのメンバー、JUNG KOOK(ジョングク)さんとV(ブイ)さんが歌っている部分に当たる。 一方で、慎重な見方もあった。ゲームのBGMと『Butter』の似ている部分はおよそ5秒間だけだからだ。また、メロディーだけでなくコード進行などの類似性も詳細に見る必要があるとの意見もあった。 「盗作と言われるのは8小節以上同じだったとき」という意見もあったが、これは正確な表現ではない。判例によると、実質的な類似性に関しては、メロディー、コード、リズムに加え音楽の形式も総合的に判断しなければならず、数小節以上が同一かどうかという量的な部分は重要ではない。 5月21日に発売されたBTSの『Butter』は、ロブ・グリマルディ、スティーブン・カーク、ロン・ペリー、ジェナ・アンドリュース、アレックス・ビロウィッツ、セバスチャン・ガルシアの各氏など海外のミュージシャンが作詞・作曲に参加している。

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