【NEWSIS】コロンビアのあるラジオ放送が男性アイドルグループBTS(防弾少年団)に対して人種差別発言をしたことが分かり、物議を醸している。

 コロンビアのラジオ放送「ラ・メガ(La Mega)」では9日、BTSの新曲『Permission to Dance(パーミッション・トゥ・ダンス)』を紹介した。

◆【写真】グローバル記者会見に臨む防弾少年団

 この時、司会者たちは「この曲のリクエストも韓国大使館がしたものだ。BTSだからと言って全部好きにならなければならないと言うことではないじゃないか」「グラミーにも、重要な授賞式にも、全部カネで入ったものだ。スポンサーがいる」「このチノ(中国人たち)早すぎる」などとさげすむ発言を続けた。 

 この後、抗議が相次ぎ、「LA MEGA」の司会者たちは謝罪すると言って、日本の人気アニメ『ドラゴンボール』の扮装をして出てきた。また、旭日旗が描かれたTシャツを着ていたことも分かり、怒りを買っている。

 これについて、韓国系アルゼンチン人ユーチューバー「リリ姉さん」は「アーティストの名誉を棄損しただけでなく、悪意のある発言をした」「チノ(中国人)という発言は状況から推測すると人種差別的な発言だ」と主張した。 

 BTSは今月9日、『Permission to Dance』を全世界でリリースした。この曲はエド・シーランとコラボレーションした曲で、軽快で元気の出るダンスポップ・ジャンルのナンバーだ。 

ナム・ジョンヒョン記者

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