K-POP
K―POP公演 コロナ規制強化で延期・中止相次ぐ
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の感染防止策「社会的距離の確保」のレベルが12日から最高段階の第4段階に引き上げられ、オフライン形式での開催を予定していたコンサートが相次いで延期または中止となっている。
バンドのThe Volunteers(TVT)は15~25日にソウル・ローリングホールで開催する予定だったコンサート「JOIN THE TVT CLUB」を延期した。同バンドは女性歌手のペク・イェリンが中心メンバーで、結成後初の単独コンサートを開く予定だった。
男性グループのGolden Child(ゴールデンチャイルド)は17、18の両日にソウルのブルースクエア・マスターカードホールで開催予定だったコンサート「SUMMER BREEZE」を延期した。所属事務所は「最近、新型コロナ感染が急拡大しており、新たな被害の防止に向け延期を決定した」とし、振り替え公演については感染防止策が緩和される時期に発表する予定だと説明した。
男性グループ、Wanna One(ワナワン、2019年解散)の元メンバー、キム・ジェファンは30日~来月1日にソウル・オリンピック公園KSPO DOME(オリンピック体操競技場)で開く計画だった「2021 キム・ジェファン単独コンサート-Alarm」を中止した。所属事務所は「新型コロナ感染拡大防止のための防疫当局の措置に協力するために下した決定」と説明し、ファンに理解を求めた。
社会的距離確保の第4段階では、公演場として登録されていない競技場や公園などでの公演開催は全て禁じられる。