【ソウル聯合ニュース】韓国大手芸能事務所のＪＹＰエンターテインメントは８日、ＳＮＳ（交流サイト）チャンネル「ＪＹＰｎ」を開設し、来年２月に新たなガールズグループが登場すると予告する映像を公開した。ＪＹＰが韓国でガールズグループをデビューさせるのは、２０１９年２月のＩＴＺＹ（イッジ）以来約３年ぶり。

　チャンネル名の「ＪＹＰｎ」には、「ｎｅｘｔ」「ｎｏｗ」「ｎｅｗ」や未知数を表す「ｎ」など、さまざまな意味を込めたという。

　また、今回のデビューにあたっては「ブラインドパッケージ」という独特な方法のマーケティングを展開し、新人ガールズグループに対する情報を何も公開しない状態でデビューシングルの限定版を予約販売する。

　このシングルは今月１６日から２５日までの１０日間のみ購入でき、限定版ＣＤ、フォトブック、フォトカード、ポスター、プレミアムメンバーシップカード、ランダムインスタント写真などのパッケージが来年２月のデビュー時に届けられる。

　「ＪＹＰの新ガールズグループ」という名前だけで潜在的ファン層をすくい上げるという自信の表れと受け止められる。

　ＪＹＰは、このグループのために社内に「第４アーティスト本部」を新設。同社で初の女性取締役に選ばれたイ・ジヨン氏を主軸に、Ｗｏｎｄｅｒ Ｇｉｒｌｓ（ワンダーガールズ）のメンバーだったＳＵＮＭＩ（ソンミ）、２ＡＭのジヌン、２ＰＭのニックン、ＴＷＩＣＥ（トゥワイス）のジョンヨン、サナ、ジヒョ、ツウィ、ＤＡＹ６（デイシックス）のヨンケイらをスカウトし、育て上げた精鋭スタッフが集結した。

　ＪＹＰは「長年培ったノウハウに試みと発展を加え、新しいパラダイムを提示する」と説明した。