【NEWSIS】向精神薬「プロポフォール」を違法に使用したとして裁判沙汰になっている俳優ハ・ジョンウの公判が来月始まる。

　裁判所が2日発表したところによると、ソウル中央地裁のパク・ソラ判事は来月10日午前10時20分、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたハ・ジョンウの初公判を行う。この日は正式裁判のため、ハ・ジョンウも出廷しなければならない。
◆【写真】オーラぷんぷん！　イ・ビョンホン＆ハ・ジョンウ＝「HIGH CUT」

　ハ・ジョンウは2019年1月から同年9月にかけて、ソウル・江南地区の整形外科でプロポフォールを違法に使用した疑いを持たれている。当初、検察はハ・ジョンウを罰金1000万（約98万円）ウォンで略式起訴した。

　しかし、裁判所は法理的判断が必要だと判断し、職権により公判回付したという。刑事訴訟法上、裁判所は略式起訴事件を略式命令することができなかったり、法理判断を確かめる必要があると判断した場合、職権により公判に回付することができる。

　これに先立ち、検察が罰金刑の略式起訴処分を下すと、ハ・ジョンウは所属事務所を通じて「これまで検察の捜査過程ですべて事実通りお話しており、それによる処分を謙虚な気持ちで受け入れる」とコメントした。

　ハ・ジョンウは「顔ににきびのあとがあり、皮膚科で治療を受けていた。レーザー施術のような苦痛を伴う治療を受ける場合には、睡眠麻酔をした状態で治療を受けていた」とした上で「施術を受けたのは事実であり、安逸な判断を反省している」と述べた。

オク・ソング記者