【NEWSIS】映画『ミナリ』で米国アカデミー賞助演女優賞を手にした女優ユン・ヨジョンが、映画界で最高の権威を誇る集まりである米国映画芸術科学アカデミー（AMPAS）の新会員としてオファーを受けた。

　AP通信などが1日（現地時間）報じたところによると、アカデミー賞を主管する映画芸術科学アカデミーはこの日、新会員招請者リストを発表したという。今年の新会員招請者は全部で395人で、ユン・ヨジョンは演技者部門の新会員として招待された。ユン・ヨジョンが映画芸術科学アカデミーの招請を受け入れれば、今後正式に会員としてアカデミー賞の投票権を行使できることになる。

◆【写真】オスカーを手にしたユン・ヨジョン＝アカデミー賞

　ユン・ヨジョンとともに、『ミナリ』で主人公を演じたスティーヴン・ユァンや『ミナリ』を演出したリー・アイザック・チョン監督も新会員招請者リストに名を連ねた。 

　映画芸術科学アカデミーは、昨年にはアカデミー賞四冠王に輝いた『パラサイト　半地下の家族』の出演者やスタッフを大勢新会員として招請した。チェ・ウシク、チャン・ヘジン、チョ・ヨジョン、イ・ジョンウン、パク・ソダムらが名を連ねた。ポン・ジュノ監督と俳優ソン・ガンホはすでに2015年に会員となっている。

　映画芸術科学アカデミーは会員構成の多様性と包容性を増進するという目標の下、会員拡大を推進している。昨年基準でアカデミー会員数は9362人だ。 

キム・ジウン記者