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aespa新曲がBTS抑え1位に 新人グループが番狂わせ
【ソウル聯合ニュース】韓国のガールズグループ、aespa(エスパ)の新曲「Next Level」が、韓国音楽配信サイト、メロンのチャート「24Hits」で1位を獲得する番狂わせが起きた。
この曲は21日午後8時に同チャートで初めて1位を記録し、22日午前9時現在も引き続き首位をキープしている。 同チャートでは、米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で4週連続1位を記録した韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)の英語曲「Butter」が先月21日の発売以来首位の座を守っていた。
デビュー8カ月の新人ガールズグループがこのチャートで1位になるのは異例といえる。
「24Hits」は24時間単位の利用量の集計で順位が決まり、同じユーザーが24時間以内にストリーミング再生した曲は1回分のみが集計されるため、ファン層の厚いアイドルでも上位に入るのは容易ではない。 aespaが17日にリリースした「Next Level」は、米映画「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のオリジナル・サウンドトラック(OST)として使われた同名のヒップホップ曲を、aespaの所属事務所SMエンタテインメント取締役で作曲家のユ・ヨンジン氏がリメークした。 当初はバーチャル世界のアバターの世界観を盛り込んだ歌詞や一風変わった曲の構成がやや難解だとの批判もあったが、中毒性のあるサビや曲の雰囲気が突然変わるブリッジ(サビの間のクライマックスの部分)が話題になり、チャートで次第に順位を上げた。 aespaは韓国人のKARINA(カリナ)とWINTER(ウインター)、日本人のGISELLE(ジゼル)、中国人のNINGNING(ニンニン)からなる4人組ガールズグループ。現実世界のメンバーとアバター「ae(アイ)」がつながり交流するという設定で注目を浴びた。