【NEWSIS】ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』(以下『パラサイト』)が、映画情報サイトのユーザー投票に基づいた評価で、歴代最高のアカデミー作品賞受賞映画に選ばれた。

 米国の芸能メディア「Screen Rant」は12日(現地時間)、映画評論・投票プラットフォーム「Letterboxd」のユーザーが選んだ「史上最も偉大なオスカー受賞作ベスト10(The 10 Greatest Best Picture Oscar Winners, Ranked By Letterboxd)」を発表した。

◆【写真】アカデミー4冠『パラサイト』キャストら記者会見

 同ランキングによると、『パラサイト』は5点満点で4.6点を獲得して『ゴッドファーザー』シリーズと同点となり、最高の作品に挙げられた。 

 Screen Rantは『パラサイト』を1位に選ぶと共に「『パラサイト』は非英語の映画(non-English movie)としては初めてかつ唯一、作品賞を受賞した」「これまでアカデミー作品賞にノミネートされた映画の中で最もユニークな映画の一つ」と説明し、「金持ちの家庭に入り込んだ貧しい韓国人家族の物語で、演技、演出、感情の全てにおいて優れている」と評した。 

 なおベスト10に選ばれた映画は、2位・3位で後に続いた『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザー・パート2』をはじめ、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』『シンドラーのリスト』『カッコーの巣の上で』『羊たちの沈黙』『ノーカントリー』などがある。 

 2000年以降に公開された作品は『パラサイト』含め3編で、2010年以降に公開された作品は『パラサイト』が唯一だった。 

キム・ジウン記者

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