トラベル
韓国で海外旅行者数が増加…前年比126.9%アップ
韓国から海外に出掛けた旅行者が前年に比べ2倍以上増えている。
韓国観光公社が最近公開した「2021年4月韓国韓国統計」によると、今年4月に韓国から海外に出掛けた観光客は前年同月の3万1425人に比べ126.9%増の7万1302人だった。
韓国観光公社の関係者は「昨年3、4月は新型コロナウイルス感染症が本格的に拡大していた時期なので、ほとんど底を打った」とした上で「増えたというよりは現状維持程度と見ればよい」と説明した。
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同関係者は「純粋な観光客は依然としてほとんどおらず、ビジネスや親せき訪問などのため」とした上で「特に、出国者のうち乗務員の比率が40%以上だ。韓国をハブとして移動する海外の航空会社が増え、これに伴う乗務員の移動が増えたようだ」と分析した。
韓国を訪問した外来観光客も前年同月の2万9415人に比べ138.4%増え、7万112人に達した。目に見えるように増えた国としては、327.7%増加した中国(3935→1万6830人)をはじめ、643.2%増のフィリピン(1130→8398人)、1022.4増のインドネシア(210→2357人)など。
韓国観光公社では「移動制限、航空路線減便などの措置は現在も続いている」とした上で「基準の数値が低いことにより数値が増えたものとみられる」と説明している。