写真=パク・ギュリのインスタグラムより

 3月29日は14年前、女性アイドルグループKARAがデビューした日だ。この日を記念してパク・ギュリ、ハン・スンヨン、ニコル、知英ことカン・ジヨンが一堂に会した。空の星になったク・ハラさんを除き、長い間KARAとして活動してきたメンバーたちが集結したのだ。

 パク・ギュリは2016年にKARAの所属事務所との契約が満了した後、女優からキュレーターまで、さまざまな活動を繰り広げてきた。多くの作品で主演・助演として活躍し、昨年12月にはキュレーターとして初の展示会「イム・ハリョンとハン・サンユンの絵画パーティー」を開催。また、2019年10月にはソン・スンホン東遠建設元会長の孫で7歳年下のキュレーター、ソン・ジャホさんとの交際を認め、話題を呼んだ。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて積極的にファンとコミュニケーションを図っているパク・ギュリの日常だけでなく財閥御曹司との交際まで、多くの人の視線を集めている。 

 ハン・スンヨンは2016年にKARAの所属事務所との契約が満了した後、女優に転向。2013年にドラマ『チャン・オクチョンー張禧嬪ー』に出演して以降、『青春時代』や『恋する十二夜ーキミとボクの8年間ー』などの作品でヒロインを演じた。なお、4月にはイ・スヒョクやチュ・ウジェ、クォン・ヒョンビンらが所属するYGエンターテインメントと専属契約を結んだ。女優ハン・スンヨンのキャリアはtvN Dウェブドラマ『人生おまけの彼女』へと続く予定だ。 

写真=KARAメンバーたちの個人のインスタグラムより

 2014年にKARAを脱退したニコルと知英はそれぞれ異なる道を歩んでいる。ニコルはソロアーティストとして活動を始め、2020年からはユーチューブ・チャンネル「Cole Time」を通じてファンたちとコミュニケーションを図っている。特に最近、知英と一緒に済州旅行を楽しんだ動画を公開し、そこには昔からお互いをよく知っている仲のよさが収められており、ほほ笑ましい様子だった。 

 知英はKARA脱退後、英国留学中に知り合った日本の芸能事務所スウィートパワーに所属し、女優として活動してきた。日本でドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』に出演した後、映画『暗殺教室』やドラマ『民王』、映画『殺る女』などの作品を通じて愛された。知英は2019年にキーイーストと専属契約を結んだ後、韓国での活動に拍車をかけた。昨年5月にはドラマ『夜食男女』を通じ、主演女優として韓国の視聴者と対面した。 

 ク・ハラさんは2019年にこの世を去った。しかし、ク・ハラさんが子どものときに家を出た実母が娘の死後、遺産を分けてほしいとして訴訟を起こし、世間を騒がせた。これをきっかけに、扶養の義務を怠った者を相続欠格事由に含めるという、いわゆる「ク・ハラ法」が実現することになった。ク・ハラさんは亡くなったが、意味ある足跡を残すことになったというわけだ。 

 さまざまなチャンネルを通じ、変わらぬ友情をアピールしているパク・ギュリ、ハン・スンヨン、ニコル、知英の今後の活動を応援したい。 

チョ・ミョンヒョン記者

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