【ソウル聯合ニュース】今月末に兵役のため入隊する韓国男性グループ、SHINee(シャイニー)のテミンは18日に発売された3枚目のミニアルバム「Advice」について、「ファンたちにとって空白期間の慰めになればうれしい」と話した。

 同名タイトル曲を含む5曲が収録された同アルバムはテミンの変化が際立つ作品だ。特にタイトル曲では歌うようにラップをする「シンギング・ラップ」に初挑戦した。

 テミンはこの曲について「これまでしてこなかったことをたくさん試みた」とし、「私のこれまでとは違うキャラクターを見ることができる曲」と紹介した。

 デビュー後初めて、所属事務所の先輩である少女時代のテヨンとのデュエット曲を披露したことも注目される。2人は収録曲「If I could tell you」で友達の関係にある相手との微妙な恋心を歌った。

 テミンは「事務所の方から、テヨン先輩とのデュエットが良さそうだと提案され、私も一緒にやってみたいと思った。先輩が快く引き受けてくださったことに深く感謝している」と話した。

 2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューしたテミンは、アイドルグループの中でも特に実力が秀でたダンサーとして早くから注目されていた。

 SHINeeのメンバーが相次いで入隊した後、SMエンタテインメントに所属する人気男性グループのエース級メンバーからなるプロジェクトグループ「SuperM(スーパーエム)」のメンバーとして活動し、海外ファンを増やした。

 昨年発表した3枚目のソロアルバム「Never Gonna Dance Again」は30カ国・地域のiTunes(アイチューンズ、米アップルのコンテンツ配信サービス)のトップアルバムチャートで1位を獲得。先ごろ開催したオンラインソロコンサートでは約9万人の視聴者を集めた。

 テミンは今回のアルバムについて、「どのように評価されるかより、今後も私自身がさらに満足できるアルバムを作り続けたい」と話した。

 テミンは20日から音楽番組などに出演し、入隊までファンたちと交流する予定だ。

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