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ハンガリーで行者ニンニクの漬け物・キムチを? 韓国料理の人気実感
駐ハンガリー韓国文化院では、4月になるとハンガリー全域でよく見られる行者ニンニクを使ったナムルや漬け物、キムチ、テンジャンクク(韓国風みそ汁)のつくり方を紹介する韓国料理講座「行者ニンニク特集」をオンラインで実施する。
駐ハンガリー韓国文化院は、欧州にある韓国文化院のうち最大規模の韓国料理体験館施設を誇る。2012年に文化院がオープンしてからコツコツと韓国料理講座を開き、4対1の競争率を誇るなど、文化院最高の人気講座として定着している。
昨年秋からは新型コロナウイルス感染症の影響で対面講座を開くことができず、オンラインで実施している。今年は「簡単で親しみやすい韓国料理」をテーマに「在来市場特集」「一口特集」など、一つのテーマで3、4回の講座をシリーズとして紹介している。
今回の「行者ニンニク特集」は3番目のシリーズだ。これに先立ち、文化院は「秋夕(中秋節)特集」でカルビの煮つけ、ジョン(魚、肉、野菜などに味付けした後、小麦粉をつけて油で焼いた料理)、松餅(ソンピョン)のレシピを紹介し、韓国の名節・秋夕について伝えた。「在来市場特集」では、在来市場で購入できる食材を使用した参鶏湯(サムゲタン=丸鶏の中に韓方薬の材料やもち米を詰めたスープ)、牛肉の煮つけ、ペスク(コンポートに似た梨のデザート)、ペジュンタン(梨の重湯)を紹介し、韓国の京東市場、馬場洞牛市場、可楽市場をPRした。
また、「一口特集」ではのり巻きなど一口で食べられるメニューに添えるとピッタリの白菜キムチ、トンチミ(ダイコンの水キムチ)、カラシナキムチなどさまざまなキムチを紹介した。
◆外国人に最も好まれている韓国料理2位はキムチ、1位は?