春になると思い浮かぶ恋愛ドラマがある。さわやかな感性が感じられる「青春ラブコメ」から、ほのかな感性がうかがえるロマンスまで、春にピッタリの韓国ドラマ5本を集めてみた。

◆『また!? オ・ヘヨン-僕が愛した未来(ジカン)-』(2016年)

 2016年5月から放送された『また!? オ・ヘヨン-僕が愛した未来(ジカン)-』は、同姓同名の女性二人とある日予知能力が芽生えた男パク・ドギョンの間で繰り広げられる物語を描いた作品だ。特に、同姓同名で才色兼備な同級生と比べられながら生きてきたオ・ヘヨン役を演じたソ・ヒョンジンは、リアルな演技で「共感キャラクター」を完成。パク・ドギョン役のエリックと、現実的ながらも甘いロマンスを描き、シンドロームを巻き起こした。▶『また!? オ・ヘヨン-僕が愛した未来(ジカン)-』制作発表会

◆『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』(2016年)

 『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』は清涼感あふれる色合いで若者たちのさわやかな初恋を描き、春にピッタリのドラマの一つだ。イ・ソンギョンは重量挙げ選手キム・ボクジュを、ナム・ジュヒョクは茶目っ気あふれる水泳選手チョン・ジュニョンを演じ、みずみずしい青春ロマンスを完成させた。特に、ドラマを通じて一段階成長した演技力を披露したナム・ジュヒョクは、すっかり女心をつかむのに成功した。
▶『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』制作発表会
◆『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(2017年)

 「青春ラブコメ」と言えば外せない作品の一つが『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』。他人に何と言われようと「マイウェイ」を進む若者たちの物語を描いた作品だ。特に、コ・ドンマン役のパク・ソジュンとチェ・エラ役のキム・ジウォンは、夢をかなえるために努力する若者たちの成長と、20年来の友人から恋人へと発展するロマンスまで完璧にこなし、よい反応を得た。▶『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』制作発表会

◆『100日の郎君様』(2018年)

 桜の花びらが舞う最初の出会いが思い浮かぶ『100日の郎君様』も、春が来ると思い出す。実際に、日本では5月に編成された。EXOのメンバー、D.O.ことト・ギョンス演じる完全無欠の世子は記憶を失い、庶民ウォンドゥクとして生きることに。一方、ナム・ジヒョンは結婚適齢期を過ぎたホンシム役を演じ、ロマンスを繰り広げた。特に、ト・ギョンスはこれがドラマ初主演だったのにもかかわらず、安定的な演技で引っ張り、「信頼できる演技ドル」として定着した。▶『100日の郎君様』制作発表会

◆『ある春の夜に』(2019年)

 「春が来ると思い出す大切な作品ができて幸せだ」というチョン・へインの言葉のように、『ある春の夜に』はタイトルからして春の香りが漂っている。ある春の日、男女が愛を求めるロマンスを描いた『ある春の夜に』は、穏やかな日常にそっと染み込んだ愛で感情の波を経験する二人の物語を描いている。ハン・ジミンとチョン・へインはそれぞれ図書館の司書イ・ジョンイン、薬剤師ユ・ジホを演じ、繊細で感性的なロマンスを完成させた。

 もう残り少ない春の日々、さまざまな感性と向き合えるロマンス作品とともに時間を過ごしてみてはいかがだろう。▶『ある春の夜に』制作発表会

ハ・ナヨン記者

ホーム TOP