映画
ユン・ヨジョン「人種で区分せず、互いに理解して抱擁を」
【NEWSIS】映画『ミナリ』でアカデミー助演女優賞に輝いた女優ユン・ヨジョンが25日(現地時間)、「人間を人種、ジェンダーなどで区分せず、さまざまなカラーを盛り込むべき」とコメントした。
この日、「VARIETY」など外信が伝えたところによると、ユン・ヨジョンはオスカー受賞直後に開かれたオンライン懇談会で、アジア映画の躍進などハリウッドの多様性拡大に関する質問にこのように答えた。
◆【写真】アカデミー賞のレッドカーペットに立ったユン・ヨジョン&ハン・イェリ
ユン・ヨジョンは「虹にも7つの色がある。(虹のように)さまざまな色があることが重要」と強調した。
さらに「男性と女性に区分し、白人と黒人、黄色人種に分けたり、ゲイやトランスジェンダーなどと人を分類したりしたくない」とし、「私たちは温かく、同じ心を持つ平等な人間」だとコメントしたユン・ヨジョン。
その上で「私は互いを理解するのがとてもいいことだと思う」とし、「互いを抱擁しなければならない」と求めた。
ユン・ヨジョンは、韓国の俳優として初めてオスカーの演技賞に輝いた。アジア系の受賞者としては、『サヨナラ』(1957)の梅木美代志(ナンシー梅木)以来、歴代2人目。
キム・ジウン記者