エンタメニュース
20代から50代まで常に全盛期…イ・ヨンエ、コ・ヒョンジョン、キム・ヘス、キム・ヒエ
20代から50代まで、年齢を忘れてしまうほど常に全盛期を維持し、積極的な活動を繰り広げている、韓国を代表する女優がいる。まさにイ・ヨンエ、コ・ヒョンジョン、キム・ヘス、キム・ヒエがその主人公だ。
イ・ヨンエは1990年にデビュー後、「酸素のような女性」というキャッチフレーズがつくほど、美しくまばゆい20代を過ごした。イ・ヨンエが女優として注目されるようになったのは映画『春の日は過ぎゆく』(2001年)、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)、映画『親切なクムジャさん』(2005年)などが相次いでヒットしたからだ。時代やジャンルを問わずこなす姿が、「美人」というよりも「女優」としてイ・ヨンエの名前を刻印させた。2009年に結婚し、2011年に双子を出産した後、ドラマ『師任堂、色の日記 』(2017年)に出演した。最近、新ドラマ『ク・ギョンイ』への出演が伝えられ、期待が高まっている。
コ・ヒョンジョンは1989年にミス・コリアの善(2位)に入賞し、芸能界にデビュー。1995年にドラマ『砂時計』がヒットし、一躍スターダムにのし上がり人気を集めたが、結婚を機に芸能界を去った。しかし、2003年に離婚したコ・ヒョンジョンは2005年、ドラマ『春の日』を通じて芸能界に復帰。その後、コ・ヒョンジョンを「強靭な女優」につくり上げたのはドラマ『善徳女王』(2009年)のミシル役だった。今年も新ドラマ『あなたに似た人』の放送を控えており、コ・ヒョンジョンの全盛期はまだ続きそうだ。
キム・ヘスは1986年にデビュー後、ドラマ『カップル』などの作品を通じてキュートではつらつとした20代の典型的な姿を披露。その後、ドラマ『チャン・ヒビン』で注目されたが、何と言ってもキム・ヘスの名が「女優」として刻まれたのは映画『タチャ イカサマ師』(2006年)だった。この作品でチョン・マダム役を演じたキム・ヘスは、人並みならぬオーラを振りまいた。その後、映画『10人の泥棒たち』やドラマ『オフィスの女王』(2013年)、『シグナル』(2016年)などでアクションからカリスマまで完璧にこなし、作品をヒットさせてきたキム・ヘスは最近、ネットフリックス・オリジナルシリーズ『少年審判』への出演を決めた。
キム・ヒエは1983年にデビューした後、ドラマ『息子と娘』(1992年)や『拝啓、ご両親様』(2004年)など、最高視聴率が60%を超える大ヒット作品に出演し、善良なイメージがついた。そんなキム・ヒエがイメージチェンジを図ったのが、ドラマ『私の男の女』(2007年)で、友人の夫と不倫する役を完璧にこなし、視聴者に衝撃を与えた。また、『密会』(2014年)、『夫婦の世界』(2020年)などの作品を通じ、変身が最も喜ばしい女優に挙げられた。最近、映画『ザ・ムーン』への出演を確定し、期待が高まっている。
およそ30年間にわたり大衆に信頼を与えてきた女優イ・ヨンエ、コ・ヒョンジョン、キム・ヘス、キム・ヒエの新たな挑戦を応援したい。
チョ・ミョンヒョン記者