【edaily】KBS Joyのバラエティー番組『何でも聞いて菩薩(ぼさつ)』に出演した女優志望のチョ・ハナさんが亡くなっていたことが分かり、多くの人々が哀悼の意を示している。

 チョ・ハナさんの死去のニュースは25日、チョ・ハナさんの知人の投稿がインターネット・コミュニティ-・サイトでシェアされて明らかになった。チョ・ハナさんの知人は「チョ・ハナさんは23歳で小さなつぼみになって天に昇っていった」「たった200万ウォン(約19万円)にもならないお金をボイスフィッシング(詐欺の一種)で失い、一人で苦しんで、痛みのない生涯を選んだ」と伝えた。

◆もう一度会いたい! 帰らぬ人となった韓国スター

 この知人は「いつものように悪魔たちは何事もなかったかのように過ごすことだろう」「それでも最後まで戦わなければならない。それが人間という名前を持つことができる資格」と、チョ・ハナさんの死に対する切ない思いと激しい怒りを表現した。

 チョ・ハナさんは2019年に『何でも聞いて菩薩』に出演、「両親が離婚しようとしている時に出産届を出さず、名前がないまま19年生きてきた」と告白して話題になった。中学・高校に通わず、卒業検定試験を受けたチョ・ハナさんは19歳の時に弁護士の所に行って今の名前を得た。そして、「女優になることを夢見ている」と語り、多くの人々に応援してもらった。

 こうした事情が放送されて以降、チョ・ハナさんは、動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」のチャンネルを通じてファンたちとコミュニケーションを取っていた。現在、このユーチューブのチャンネルはチョ・ハナさんの死亡のニュースが明らかになった後、すべての動画が削除されている状況だ。

チャン・ビョンホ記者

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