映画
ユン・ヨジョンをもう一度…デビュー作『火女』50年ぶりに再上映
【NEWSIS】韓国人俳優として初めて第93回米アカデミー助演女優賞にノミネートされているユン・ヨジョンの映画デビュー作『火女』が50年ぶりに再上映されることになった。
映画配給会社Daseinsoftは23日、ユン・ヨジョンがデビューした1971年の作品『火女』を5月1日から「CGVシグネチャーK」で上映すると発表した。
これは、「俳優ユン・ヨジョンの始まりと現在」という企画展で上映されることになったものだ。
◆【写真】ユン・ヨジョン「年寄りくさくならないよう頑張ってます」
この日公開されたメインポスターは、「誰もこの映画を越えられなかった」というインパクトのあるコピーと共に、ユン・ヨジョンの狂気じみた表情やグロテスクな空気感が印象的だ。
『火女』は地方から上京して金持ちの家で働くことになった家政婦ミョンジャ(ユン・ヨジョン)が、主の男性の子を中絶することで繰り広げられるサスペンスだ。
当時テレビタレントとして活躍していたユン・ヨジョンは、この映画で絶賛された。第10回大鐘賞映画祭で新人賞、第8回青龍映画賞で主演女優賞、第4回シッチェス国際ファンタスティック映画祭で主演女優賞を受賞、一気に演技派女優としてクローズアップされた。
その一方で、『火女』は韓国映画史上、最も独創的な世界観を持つキム・ギヨン監督の時代を先取りする優れた監督力と画期的な撮影方式、破格的な叙事、独特な美術など、見どころが盛りだくさんだ。
イム・ジョンミョン記者