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『九尾の狐とキケンな同居』、中国製品PPL削除へ…視聴者の反中感情を意識
【STARNEWS】チャン・ギヨン、イ・ヘリが主役を務めるドラマ『九尾の狐とキケンな同居』が、視聴者の反中感情を意識し、予定されていた中国ブランド製品のPPL(プロダクトプレイスメント、間接広告)場面に手を加える。
13日にスターニュースが報じたところによると、今年5月スタート予定のtvN新水木ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』側は、番組に登場する予定だった中国ブランドの製品のPPL場面を編集することとした。
◆【写真】手を振ってあいさつするGirl’s Dayヘリ
『九尾の狐とキケンな同居』は放送に先立ち、中国資本が投じられたことで話題を集めた。中国の動画配信サービス「iQIYI」初の韓国オリジナルコンテンツだからだ。中国資本が投じられたことが分かると、韓国のネットユーザーから熱い注目が集まるようになった。
韓国のキムチや韓服(韓国の伝統衣装)などさまざまな文化を「中国のもの」と主張する、このところの「東北工程」により、韓国ネットユーザーの間で反中感情が高まっている。こうした中、tvNドラマ『女神降臨』『ヴィンチェンツォ』での中国ブランド製品のPPLにより、反中感情が一段と強まった。
tvN側はこうした状況を意識した。『九尾の狐とキケンな同居』制作陣は3月に撮影を終えて編集作業に入ったが、論争の余地がある中国ブランドのPPL場面に手を加えることとした。
イ・ギョンホ記者