【NEWSIS】映画『ミナリ』に出演した女優ユン・ヨジョンが英国アカデミー賞(BAFTA)授賞式で助演女優賞を手にした。

 英国アカデミー賞は11日(現地時間)、2021年英国アカデミー賞授賞式にて、映画『ミナリ』のユン・ヨジョンを助演女優賞の受賞者として発表した。

◆【動画】アカデミー賞助演女優賞候補ユン・ヨジョンはデビュー当時から格別だった?

 ユン・ヨジョンはビデオ映像で受賞コメントを伝え、「こんにちは英国の皆さん、わたしは韓国の女優ユン・ヨジョンです。候補に挙げていただきとても光栄です。いえ、もう候補ではなくて…」とした上で「すべての賞に意味がありますが、今回は特に、上品とされる英国人の皆さんが認めてくださったという点で意味があります」とジョークを飛ばし、笑いと拍手を引き出した。

 続いて、最近死去したエリザベス女王の夫フィリップ殿下に対し、哀悼の意を表した。

 ユン・ヨジョンは、韓国系米国人のリー・アイザック・チョン監督の自伝的物語であり、1980年代に米国アーカンソー州に移住した韓国人一家の姿を描く映画『ミナリ』にて、孫の面倒を見るため韓国からやって来た祖母スンジャ役を演じた。

 全米映画俳優組合(The Screen Actors Guild、略称SAG)賞に続き、今度は英国アカデミー賞でも助演女優賞を受賞したことにより、今月米国で開催されるアカデミー賞でも受賞する可能性が一段と高まっているとみられる。ユン・ヨジョンは映画『ミナリ』でこれまでに37個のトロフィーを手にしている。

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