映画
劇場版『鬼滅の刃』、韓国で興行成績2位…韓国の観客の反応は?
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編が底力を見せつけた。
映画振興委員会統合ネットワークが22日発表したところによると、劇場版『鬼滅の刃』無限列車編の通算観客動員数が134万9314人を超えたという。一日の興行成績では『ミナリ』に続いて2位だ。
◆漫画から飛び出してきたような顔立ちの韓国スター1位は?
この作品は、韓国国内で公開された日本のアニメ映画の興行成績も塗り替えている。韓国で公開された日本のアニメ映画の通算観客動員数1位の『君の名は。』(約373万人)、2位の『ハウルの動く城』(約301万人)、3位の『千と千尋の神隠し』(約200万人)、4位の『崖の上のポニョ』(約151万人)に続き、トップ5入りを果たしたというわけだ。これは、『借りぐらしのアリエッティ』(約106万人)を抑えた記録。
劇場版『鬼滅の刃』無限列車編を見た観客たちは「戦闘シーンはアニメの中で最高ではないかと思う」「絶対に後悔しない」「演出もよいし、よくなかった点はない」「作画、映像美、ストーリー、どれも最高だ」など、高く評価している。それだけでなく、テレビアニメ『鬼滅の刃』は当初、青少年観覧不可等級だったのにもかかわらず、引き続きNetflix「きょうの韓国のトップ10コンテンツ」にランクインし、あらためてその人気を立証した。
そんな中、『鬼滅の刃』は主人公・炭次郎の耳飾りの模様が旭日旗を連想させるとして物議をかもした。これを受け、韓国Netflixは『鬼滅の刃』のメインイメージの中の炭次郎の耳飾りを修正し、サービスを提供している。
一方、アニメ『鬼滅の刃』は集英社の『週刊少年ジャンプ』に連載された同名の漫画が原作。鬼に家族を惨殺された少年・炭次郎が、鬼と化した妹・禰豆子を人間に戻すために孤軍奮闘するという物語を描いている。
昨年日本で公開された劇場版『鬼滅の刃』無限列車編は、19年間にわたり日本でアニメ映画興行成績1位を守ってきた『千と千尋の神隠し』を抑え、話題を呼んだ。最近、テレビアニメ『鬼滅の刃』遊郭編の放送が決まり、今後もブームが続くものとみられる。
イ・ウジョン記者