「類は友を呼ぶ」というのは、彼らのことをいうのではないか。俳優パク・ソジュンと、ワールドクラスの親友たちのことだ。

　まずは、7歳の年の差が感じられない防弾少年団のメンバー、Vだ。二人はドラマ『花郎』で出会い、パク・ヒョンシク、チェ・ウシク、Peakboyまで加わり、いわゆる「ウガファミリー」が完成した。メンバーたちは一緒に旅行をした写真をはじめコンサート、試写会、テレビ番組、インタビューなどでそれぞれを応援し、世界中のファンの注目を集めた。Vは『花郎』の制作発表会で「僕が感動し、とても好きだったのはソジュンさん」と打ち明け、2019年には映画『ディヴァイン・フューリー／使者』のVIP試写会に出席し、「パク・ソジュン、チェ・ウシク、ファイト」と応援のメッセージを直接伝えた。その後、Vはドラマ『梨泰院クラス』のオリジナル・サウンド・トラック（OST）に参加してパク・ソジュンを援護射撃し、厚い友情をアピールした。

　次に、映画『パラサイト　半地下の家族』で2020年アカデミー賞授賞式を盛り上げた俳優チェ・ウシクだ。二人は2012年放送のシチュエーションコメディ『ファミリー』で共演した。その後、それぞれの出演作『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転！〜』『パラサイト　半地下の家族』『ディヴァイン・フューリー／使者』、バラエティー番組『夏休み』に至るまで、友情出演をして義理をアピールした。特に、バラエティー番組『ユンステイ』で共演し、二人だからこそ可能な仲良しぶりを見せつけ、好評を得た。パク・ソジュンは公の場でチェ・ウシクについて「欠かせない存在」とした上で「今ではもう家族になったみたい」と話し、人並みならぬ気持ちを伝えた。

　最後は、プレミアリーグ・トッテナム・ホットスパーFC所属のサッカー選手ソン・フンミンだ。新人のころからともに歩んできたヘアスタイリストが二人の友情の架け橋となった。ソン・フンミンは2019年に放送されたソン・フンミン特集ドキュメンタリー『ソンセーショナル』で、パク・ソジュンについて「僕がとても頼りにしていて、僕がどんなことをしても僕の味方になってくれる人」と愛情をアピールし、パク・ソジュンは「携帯電話に『ソンシャイン』と登録している」とした上で「ただ光だと思う」と愛情たっぷりに応えた。パク・ソジュンは今年1月に放送されたソン・フンミンの特集インタビューに進行役として登場し、変わらぬ友情を誇っていた。

　『梨泰院クラス』で世界中のファンのハートを刺激し、「ワールドクラス」になったパク・ソジュンとその友人V、チェ・ウシク、ソン・フンミンが見せてくれる厚い友情に、世界中のファンから応援が相次いでいる。

チョ・ミョンヒョン記者