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韓国で春の花は3月半ばに満開! 国立樹木園、AI活用した2021年開花予想発表
韓国全域に分布する代表的な春の花であるツツジとダンコウバイが、今年は3月半ばごろ満開を迎えるものとみられる。
◆韓国のAI生態系レベルはインフラ・開発を除き下位レベル、日本は?
山林庁国立樹木園はAI基盤の統計モデルを採用し、今年の春の花の開花時期の予測データを発表した。観測地域の温度、高度、降水量、前年度の紅葉時期はもちろん、12年間にわたり蓄積された実際の開花時期のデータを用い、各地域の特性に合わせて予測した開花時期だ。
今年山林で春の花が満開を迎えるのは3月半ばごろからで、済州で始まり、莞島を経て、内陸へと次第に拡大するものとみられる。特に、観測地点の海抜が高い智異山、小白山、俗離山ではほかの地域に比べ満開時期が遅いものと予想される。
ダンコウバイは済州・涯月ゴッジャワル(済州の方言でうっそうとする森〈コッ〉 といばらなどが生い茂る〈ジャワル〉を組み合わせた言葉)3月20日(±6日)→全羅南道・頭輪山3月23日(±7日)→慶尚北道・周王山3月28日(±12日)→忠清南道・鶏竜山3月31日(±6日)→京畿道・祝霊山4月3日(±4日)→慶尚南道・智異山4月4日(±10日)の順で開花するものとみられる。
一方、ツツジは全羅南道・頭輪山3月25日(±8日)→慶尚南道・金猿山4月9日(±7日)→慶尚北道・八公山4月12日(±6日)→京畿道・竜門山4月16日(±8日)→江原道・白雲山4月23日(±7日)→慶尚南道・智異山4月25日(±9日)→忠清北道・小白山5月2日(±9日)の順となっている。
なお、ツツジとダンコウバイが満開を迎える時期は2009年以降、12年にわたり引き続き早くなっている。
キム・ジョンア記者