韓国芸能事件簿
パク・ユチョン、損害賠償5600万ウォンの弁済完了
【STARNEWS】歌手で俳優のパク・ユチョンが、自身を性的暴行の疑いで告訴したA氏に対する5600万ウォン(現在のレートで約527万円。以下同じ)の賠償を履行した。
A氏の事件を担当したイ・ウンイ法律事務所の関係者などによると、パク・ユチョンは2020年12月末から今年1月にかけて賠償額と12%の遅延利子、合わせて5600万ウォンを弁済したという。
これに先立ちA氏は2016年、ソウル市江南区の遊興酒店(キャバクラなどの風俗店)や自宅の化粧室などでパク・ユチョンから性暴力を受けたと主張し、告訴状を提出した。その後、パク・ユチョンは嫌疑なしの処分を受け、A氏を相手取って虚偽告訴および出版物による名誉毀損(きそん)の疑いで逆告訴した。
◆【写真】監置裁判に出席したユチョン
この逆告訴を巡り、A氏は大法院(最高裁に相当)で最終的に無罪判決を受け、あらためて2018年12月にパク・ユチョンを相手取って1億ウォン(約941万円)の損害賠償請求訴訟を起こした。
この訴訟で裁判所は、パク・ユチョンが原告に5000万ウォン(約471万円)支払うよう定める強制調停決定を下していた。だがパク・ユチョンが「お金がない」という理由で支払いを遅らせると、遂にA氏は昨年10月、パク・ユチョンに対し「債務を弁済しなければ刑事告訴する」と通知する内容証明を送り、最終的にパク・ユチョンは遅延利子12%を追加した5600万ウォンを全額弁済した。
ユン・サングン記者