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防疫システム強化、非対面サービスなど2021年韓国ホテル業界のキーワードは「SAFE」
新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)以降、「V-nomics」時代が到来し、業種を問わず、新年の核心キーワードとして「安全(SAFE)」が浮上している。ホテル業界も例外ではない。新型コロナウイルス感染症が長期化していることを受け、疲労感や憂うつ感が極大化している状況で顧客たちが安心して訪問することができるよう、力量を集中している。防疫システムを強化するのはもちろん、プライベート商品や非対面サービスなどにも新たな変化を試みている。
◆安心+楽しさ「部屋ごもり」パッケージ多様化…細分化された顧客の好みを狙い撃ち
最近、ホテルのパッケージ商品のうち目を引く特徴は「部屋ごもり」と「趣向尊重」だ。客室に滞在し、他人との接触を減らしながら、好みに合わせたさまざまなアクティビティを通じて「楽しさ」まで手に入れることができる。
パラダイスシティは、ゲーム「Nintendo Switch」を使って安全に楽しく「部屋ごもり」することができる「Switch to Happy」パッケージを最近売り出した。
コンラッド・ソウルは、客室で余裕あるひとときを過ごすことができる「ウォーム&コージー」パッケージを取り扱っている。
済州神話ワールドのマリオット・リゾート、ランディング・リゾート、神話リゾートでは2021年2月10日にチェックインする顧客に対し、24時間フルでホカンス(ホテル+バカンス)を楽しむことができるパッケージを用意した。
◆変化した顧客のニーズに合わせた「異色のプライベート・ヒーリング・サービス」に注目
ホテルでよりプライベートかつ安全に癒しを得たいと思っている顧客のための異色のプログラムも目を引く。日常に疲れた人たちにリフレッシュの機会を提供しようと、以前にはなかった新しい形態のイベントやサービスの導入が相次いでいる。
インターコンチネンタル・ソウル・パルナスとインターコンチネンタル・ソウルCOEXは、安全を守るため、イチゴ・プロモーションを既存のビュッフェ形式から「テーブル・システム」形式に変更し、運営している。
JWマリオット東大門スクエア・ソウルは新年を迎えるに当たり、プライベートな客室で休息以上の価値を体験することができるサービスおよび恩恵が含まれた「プライベート・ハッピーアワー」エクスペリエンスを提供している。
ソノ・ホテル&リゾートのソノ・ベル青松とデルピノは韓国の名山である周王山、雪岳山の近くにあり、冬の山の情緒を感じながら、余裕をもって温泉を楽しめる。
ウィー・ホテル済州は全宿泊客を対象に、漢拏山の美しい自然を全身で感じることができる「WE with you,ヒーリング・フォレスト」散策プログラムを無料で実施している。