【NEWSIS】映画『ミナリ』(リー・アイザック・チョン監督)のユン・ヨジョンが7冠王になった。

 『ミナリ』の韓国国内での配給を手掛けるパン・シネマが7日に明らかにしたところによると、ユン・ヨジョンはロサンゼルス、ボストン、ノースカロライナ、オクラホマ、グレーター・ウエスタン・ニューヨークの各映画批評家協会、さらには女性映画ジャーナリスト同盟(AWFJ)とサンセット・フィルム・サークル・アワーズに至るまで、演技賞部門で計7冠を達成した。

◆【写真】ユン・ヨジョン「年寄りくさくならないよう頑張ってます」

 『ミナリ』は、1980年代に米国アーカンソー州へ移住した韓国系一家の物語で、チョン監督と一家の自伝的なストーリーを描いている。スティーブン・ヨンとハン・イェリ演じる夫婦を助けるため韓国からやって来た祖母「スンジャ」をユン・ヨジョンが演じた。

 ノースカロライナに続きオクラホマの映画批評家協会でも作品賞と助演女優賞を席巻し、オスカーに向けた勢いを保っている。

 コロンバス映画批評家協会と、ナッシュビルの評論家が集まるミュージックシティ映画批評家協会、米国の映画専門メディア「ディスカッシング・フィルム(Discussing Film)」が選ぶ批評家賞にもノミネートされ、今後発表されるゴールデングローブ、全米映画批評家協会賞でも選定が予想されている。

 韓国国内では今年上半期に公開の予定だ。

キム・ジウン記者

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