【ソウル聯合ニュース】音楽配信最大手のスポティファイは7日、今年上半期に韓国でサービスを開始するのに先立ち「2020年グローバルK―POP年末決算」を公開した。

 同社のプラットフォームで昨年最も多くストリーミング再生された韓国アーティスト10組の記録を合計すると、106億7000万回を超える。最多再生回数を記録した韓国アーティストはBTS(防弾少年団)で、世界のグループの中でも最も多かった。

 韓国アーティストの再生回数は、BTSに続いてBLACKPINK(ブラックピンク)、TWICE(トゥワイス)、Stray Kids(ストレイキッズ)、Red Velvet(レッドベルベット)、EXO(エクソ)、SEVENTEEN(セブンティーン)、IU(アイユー)、NCT127、(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)の順で多かった。

 女性ソロ歌手ではIUが最多再生回数を記録した。男性ソロ歌手では、昨年「Agust D」名義でミックステープを発表したBTSのSUGA(シュガ)が最多だった。

 ヒップホップ・R&Bジャンルではジコ(ZICO)の「Any song」とEXOのベクヒョンの「Candy」がそれぞれ最多だった。オリジナル・サウンドトラック(OST)の中ではドラマ「梨泰院クラス」の挿入歌となったBTSのV(ブイ)の「Sweet Night」が最多を記録した。

 韓国の新鋭アーティストを世界に紹介する「RADAR Korea」プレイリストでは、12人組男性グループのTREASURE(トレジャー)が最も注目された。

 今回の決算は、スポティファイが毎年ストリーミングのトレンドを集計して発表する「Wrapped」に基づくもので、20年1月1日から11月15日までの世界の利用者のデータを基盤に分析した。

 同社の関係者は「今回の年末決算は、韓国の多彩なアーティストと音楽の世界的な成功を積極的にサポートしようとするスポティファイのビジョンを反映している」と説明した。

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