【ソウル聯合ニュース】俳優のソル・ギョング、女優のイ・ハニ、パク・ソダムらが出演する韓国映画「幽霊」（原題）が４日にクランクインした。配給会社のＣＪ　ＥＮＭが７日、発表した。

　同作は日本による植民地時代の京城（現ソウル）を舞台とし、総督府に潜入した抗日組織のスパイ「幽霊」と疑われホテルに監禁された５人の容疑者の脱出劇を描くアクション映画だ。

　ソル・ギョングは警務局から通信課に左遷された日本の警察官を、イ・ハニは暗号文を記録する通信課職員のパク・チャギョンを、パク・ソダムは朝鮮人であるにもかかわらず政務総監直属の秘書に上り詰めた総督府の陰の実力者をそれぞれ演じる。

　このほか、通信課の若手職員に俳優キム・ドンヒ、暗号解読担当のチョン係長に俳優ソ・ヒョヌ、スパイを探し出すためのおとり捜査を指揮する警護隊長に俳優パク・ヘスが起用された。