【NEWSIS】韓国の裁判所が、故ク・ハラの財産相続と関連して、従来の判例を上回る相続分を認めた。

 ク・ハラを12年間一人で養育した実父の努力を認め、実父の方が扶養義務に背いた実母よりも多くの財産を相続すべきだと判断した。

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 21日に法曹界が明らかにしたところによると、光州家裁家事2部(裁判長:南海広〈ナム・へグァン〉部長判事)は、ク・ハラの実兄ク・ホイン氏が実母を相手取って起こした相続財産分割審判請求訴訟で原告の請求を一部認めた。

 ク・ハラの実父の相続権限を全て譲り渡された実兄ク・ホイン氏が財産全体の60%、実母が40%の分割を受ける。

 裁判部は決定文で「ク・ハラの実父の相続分を譲渡された原告の寄与分を20%と定める。原告と実母は6対4の比率でク・ハラの遺産を分割せよ」という判断を示した。

 ク・ハラは昨年11月に世を去った。故人の実父は、自分の相続分を実兄ク・ホイン氏に譲渡した。この過程で実母も相続を要求し、論争になっていた。

シン・テヒ記者

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