【STARNEWS】米国のサンセット・フィルム・サークル・アワードで、映画『ミナリ』に出演した女優ユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞した。

 サンセット・フィルム・サークル・アワードは1日(現地時間)、受賞作を発表。ユン・ヨジョンはリー・アイザック・チョン監督の映画『ミナリ』で助演女優賞を獲得する栄誉を手にした。『ミナリ』が複数の授賞式で候補にノミネートされている中、ユン・ヨジョンがサンセット・フィルム・サークル・アワードで受賞の朗報を伝えた。

 サンセット・フィルム・サークル・アワードは、今年ロサンゼルス地域の評論家たちを中心として新たに創設された授賞式。キャリー・マリガン主演の『プロミシング・ヤング・ウーマン』が作品賞など三つのトロフィーを手にした。

◆【写真】ユン・ヨジョン「年寄りくさくならないよう頑張ってます」

 『ミナリ』は今年、サンダンス映画祭でグランプリ(審査員大賞・ドラマ部門)と観客賞(ドラマ部門)を受賞した話題作。来年のアカデミー賞でも候補に挙がるものとみられる中、ゴッサム・インディペンデント映画賞、バリャドリッド国際映画祭などでノミネートされた。

 特にユン・ヨジョンは、米国のインディペンデント映画賞の祭典、ゴッサム・インディペンデント映画賞で最優秀女優賞にノミネートされるなど、アカデミー賞に対する期待感が高まっている。『ミナリ』が早くからオスカーレースに青信号がともっている中、70代で米国で女優として賞を受賞したユン・ヨジョンの歩みにも注目が集まっている。

 なお、『ミナリ』は希望を求めて米国への移住を選択した韓国人一家の温かく特別な物語を描く作品で、来年上半期に公開予定だ。

キム・ミファ記者

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