韓国食品大手の農心は、新商品「辛ラーメンブラック豆腐キムチ」を発売した、と11月24日発表した。今年8月に売り出した「辛ラーメンブラック豆腐キムチ」カップ麺を袋麺として新たに開発したものだ。

　「辛ラーメンブラック豆腐キムチ」は深みがあって濃厚なスープに豆腐キムチチゲの味を組み合わせたものだ。やわらかい食感の豆腐とシャキシャキのキムチを入れ、韓国人が好きなキムチチゲの味を具現した。
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　農心は新型コロナウイルス感染症の影響で家にいる時間が長くなり、自分の好みに合わせて調理法を変えるモディシューマー（modisumer：商品を好みに合わせて再創造する消費者）トレンドが続いていることから、辛ラーメンブラック豆腐キムチは消費者たちにヘルシーで量たっぷりの一食を提供できるものとみている。

　農心の関係者は「たっぷりの豆腐とキムチ、深みがあって濃厚なスープ、シコシコした麺が調和をなしている」とした上で「自分の好みに合わせて食材を加えると、盛りだくさんのおいしいキムチチゲラーメンをつくって食べることができる」と話している。

　これに先立ち、農心が発売した辛ラーメンブラック豆腐キムチ（カップ麺）は、米紙ニューヨーク・タイムズが選んだ「世界で最もおいしい即席麺（めん）」の辛ラーメンブラックと韓国人が好きな豆腐キムチチゲの組み合わせで関心を集めている。消費者たちは「有名店のキムチチゲにラーメンを入れて食べているような味」「豆腐が口の中で溶けていき、豆腐の味がかすかに感じられる」など、さまざまな反応を示している。

ホン・ダヨン記者