【ソウル聯合ニュース】韓国の大手芸能事務所ＹＧエンターテインメントから８月にデビューした１２人組男性グループ、ＴＲＥＡＳＵＲＥ（トレジャー）が６日のサードシングル「ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ　ＳＴＥＰ：　ＣＨＡＰＴＥＲ　ＴＨＲＥＥ」発売に合わせ書面インタビューに応じ、「以前とは異なりカリスマのある姿とＴＲＥＡＳＵＲＥならではのパワフルなダンス、若々しい雰囲気のヒップホップが垣間見られるだろう」と予告した。

　メンバーのジフンは「デビューから１００日足らずで３枚のシングルを発表することになったが、僕たちの音楽に対する情熱をもっと見せられると思って一生懸命作業に臨んだ」と説明した。

　タイトル曲「ＭＭＭ」は、強烈なグルーブが特徴の典型的なヒップホップ。「恋に落ちた少年の感情」という先の２枚のシングルのテーマを引き継ぎながらも、より強力に表現した。

　この曲のラップメーキングは、チェ・ヒョンソクと日本出身メンバーのヨシ、ハルトが担当した。チェ・ヒョンソクは「アルバムに参加したことで、僕たちがしたい話を表現できてよかった」と話し、ヨシも「２０代という今の年齢だから書ける考えや感性を歌詞で表現することができて本当にありがたく、うれしい」とコメントした。　

　発売前に曲と振り付けを１８秒ずつ５回にわたって公開する独特なプロモーションについて、ＴＲＥＡＳＵＲＥは「１分３０秒も先にお見せできたのは、曲が後半になるにつれてエネルギーがより高まるため」と説明した。

　カップリング曲の「ＯＲＡＮＧＥ」は、オレンジ色の夕焼けの下で別れを惜しむ恋人たちの物語を描いた温かいバラード。初めて作詞と作曲に参加した日本出身のアサヒは、「以前の作業と比べて成長していると思う。曲に合った楽器のサウンドを選べるようになるなど、次第に進歩しているようだ」と語った。

　ＴＲＥＡＳＵＲＥは今回のシングルで「ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ　ＳＴＥＰ」シリーズを完結させ、来年１月にはファーストフルアルバムを発売する計画だ。

　シリーズを通して人々に印象づけたいＴＲＥＡＳＵＲＥだけの「ＤＮＡ」は何かとの質問に、ソ・ジョンファンは「前向きでエネルギーにあふれていること」だとして、「メンバーそれぞれもパワーにあふれ、チームワークがよいので、１２人が集まった時にその強みが引き立つようだ」と答えた。

　パン・イェダムは「『ＴＨＥ　ＦＩＲＳＴ　ＳＴＥＰ』シリーズでＴＲＥＡＳＵＲＥの幅広い音楽的スペクトラムをお見せできたと思う。たくさん学び、成長できた貴重な時間だった」と振り返った。