K-POP
BTS 米ビルボードのラジオチャートで初のトップ10入り
【ソウル聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)の最新曲「Dynamite」が、米ビルボードが3日(現地時間)に発表した「ポップソングスラジオチャート」の最新ランキングで9位にランクインし、史上初のトップ10入りを果たした。
同チャートはビルボードの複数あるラジオチャートのうちの一つで、ラジオ番組「アメリカントップ40」をオンエアする約160のラジオ局での1週間の放送回数によって順位が決まる。
今回の記録は、BTSにとってビルボードのラジオチャート全体での最高順位となる。これまでの最高は昨年リリースした「Boy With Luv」の22位だった。また、歌手PSY(サイ)が2012年に「江南スタイル」で記録した10位を上回り、韓国アーティストとしても新記録を打ち立てた。
とりわけ注目すべきは、「Dynamite」が8月21日のリリースから途切れることなくラジオでオンエアされ、順位を上げてきた点だ。
この曲は、発売直後の3日間の集計でポップソングスチャート初登場30位を記録。1週間の集計結果が反映される翌週には20位に上昇し、それ以降もじわじわとランクアップした。
「アダルトポップソング」など、他のラジオチャートでも上り調子にある。
ラジオのオンエア回数は、米音楽市場での大衆的な人気の尺度となる指標だ。「Dynamite」はBTSの初の英語曲であり、ポップス界のディスコリバイバルの流れともあいまって大衆に受け入れられた。
ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で初登場1位を記録し、2カ月以上、上位にとどまっているのも、ラジオでのオンエアの効果だとする分析が多かった。
「Dynamite」は今週のホット100で発売後初めてトップ10圏外となったが、これまで1位3回、2位4回を含めて9週連続でトップ10入りし、BTSの曲のなかで一番のロングヒットとなった。
米現地の音楽関係者も、ラジオでの「Dynamite」の人気に注目してきた。フロリダ州のラジオ局「WPOI」と「WPYO」の関係者は「持続力がある曲になると直感した」と述べた。