米国の経済誌「フォーブス」が主なグローバル企業を対象に選定した「世界最高の雇用主」のランキングを発表し、サムスン電子が1位だった。

 フォーブスが15日(現地時間)発表したところによると、サムスン電子が「世界最高の雇用主」ランキングで1位となり、アマゾン、IBM、マイクロソフト、LGがトップ5を占めた。

 50位以内にランクインしたアジアの企業を見ると、韓国企業がサムスン(1位)、LG(4位)、ネイバー(37位)、アモーレパシフィック(42位)の4社。中国企業はファーウェイ(14位)、アリババ(50位)が入り、日本企業は唯一ホンダ(22位)がランクインした。

 サムスン電子は昨年の106位から今年1位へと一気にランクアップした。2017年には65位、2018年には76位、2019年は106位だった。

 フォーブスは58カ国・地域の多国籍企業の社員16万人を対象に6月から7月にかけてアンケート調査を実施し、最終リストには45カ国・地域から750社が選ばれた。

 アンケートは自分の友人や家族に勧めるかどうか、同業他社に比べた評価、所属企業の評価(イメージ、経済的影響、人材開発、社会的責任など)に対する質問などからなり、今回は特に企業の新型コロナウイルス感染症対応に関する満足度が含まれた。◆「世界で最も価値のあるブランド」サムスン6位、日本企業は?

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