昨年自ら命を絶った人は一日平均38人に達することが分かった。韓国が経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国のうち最も自殺率が高かった。

 統計庁が22日発表した「2019年死亡原因統計」と題する資料によると、昨年1月から今年4月までの16カ月間に、一日平均37.8人が自殺したという結果が出たという。これは、OECD加盟国の平均自殺率(11.3人)を大幅に上回る数値だ。

 OECD加盟国の年齢標準化自殺率は24.6人だ。各国の最も最近の資料(2015-2018年)を用いて計算した該当の統計を見ると、韓国はOECD加盟国のうち自殺率が最も高かった。リトアニア(22.2人、2018年)、米国(14.5人、2017年)、日本(14.9人、2017年)はもちろん、OECD加盟国全体で最も高いという結果が出た。

 統計庁のキム・スヨン課長は「リトアニアが2018年にOECDに加盟し、死亡関連資料を提供した結果、2012年から2017年までリトアニアが1位を記録した」とした上で「リトアニアは2019年の死亡関連資料をまだ公開しておらず、2018年には韓国がリトアニアを上回り1位を記録した」と説明した。◆「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、日本は?

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