【STARNEWS】歌手チャン・ジェインが、これまで隠してきた苦痛を告白した。これを基に新アルバムの作業を進めたと明かす中、ファンからの応援が続いている。

　チャン・ジェインは22日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「インスタグラム」を通して新アルバムの収録が終わったことを明かすと共に、深刻な不安症と発作、呼吸困難、不眠、拒食・過食で苦しんできたと告白した。チャン・ジェインによると17歳のとき発作が始まり、18歳のとき、口にしたくない事件に遭遇してこうした症状が生じた。

　次いでチャン・ジェインは、再び新しい文章をアップロードし、先に「18歳のときに口にしたくない事件」と言及した件は性暴力だったと告白した。同じ年ごろの相手から被害に遭ったと告白したチャン・ジェインは「つらかったのは、その子もまたほかの子たちからのいじめで私にそうしたということ」と明かし「当時、この事件が起きたのは私の間違いじゃないと言ってくれる人がいたらどうだっただろうと思う。思っているより大勢の性被害者が、羞恥心と罪悪感を抱えて生き続けている」と語った。

　最後にチャン・ジェインは「歌をうたう私と同じ目、似たような目に遭った誰かが聞いて、力になればうれしい」と伝えた。デビュー後初めて明かしたチャン・ジェインの勇気ある告白が話題を集め、ファンの応援が続いている。

　チャン・ジェインは2010年、Mnetのオーディション番組『スーパースターK』シーズン2でトップ3に上がったことがきっかけで歌手活動をスタートさせた。最新作は昨年末にリリースしたEP「INNER SPACE」だ。

イ・ジョンホ記者