グルメ
夏にピッタリの冷麺・マッククス・コングクス…名店の味を家庭で!
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、今夏は安全な家でこれまで見たいと思っていた映画を見たり、本を読んだりして過ごす巣ごもり避暑を楽しむ、いわゆる「ホームカンス(ホーム+バカンス)族」が大幅に増えるものとみられる。
また、家でおいしいものを食べながら休暇を過ごす人も増え、家庭でも名店のメニューを再現することができるRMR(Restaurant Meal Replacement)も注目されている。
三元ガーデンは6月に「ソウル式水冷麺」と「ソウル式ビビン冷麺(辛いたれであえた冷麺)」のRMR商品を発売。44年のノウハウが詰まったスープの深みある味、フルーツのさわやかさを感じられる「ソウル市記水冷麺」は、平壌冷麺と咸興冷麺の長所を生かした深くさわやかなトンチミ(ダイコンの水キムチ)スープとやわらかいそば粉麺の食感が特徴だ。一方、「ソウル式ビビン冷麺」はあまり刺激的ではなく、おいしい辛さとやわらかいそば粉麺のバランスがよい。
一方、イ・ユソク・シェフが営む「ユ麺家」は韓中日の麺料理の哲学を基に新たな試みを重ね、美食家たちの注目を集めている。6月に発売されたユ麺家の「スケソウダラ刺し身混ぜマッククス(そば粉冷麺)」RMR商品は、イ・シェフの特色を生かし、好き嫌いがあまり分かれない味をモットーに開発された商品だ。
CJ第一製糖が売り出した「香ばしいコングクス(豆乳スープ麺)」は慶州・米丁堂の製麺技術を用いてつくられた生麺と大豆、ナッツ類を使ってつくった豆乳スープで、一般的なコングクスにナッツ類が追加され、よりいっそう甘みが感じられる。
第一製麺所・釜山ミルミョン(小麦粉でつくった冷麺)はミルミョン特有のしこしこした食感を生かした商品で、さわやかなトンチミスープと薬味だれが調和をなした、伝統的な釜山ミルミョンだ。一方、第一製麺所・束草スケトウダラの一夜干し冷麺は、スケトウダラの一夜干しの酢漬けのつくり方を用い、歯ごたえのあるスケトウダラの一夜干し和えを入れており、食欲をそそる。