ファッション
防弾少年団も一粒一粒…今夏ブレスレットは1000ウォンでOK!
防弾少年団も飛び込んだ。ビーズアクセサリーづくりだ。今夏は座ったままお金を稼げるかもしれない。一つ一つビーズをつなげて!
以前、文房具店で見掛けたビーズのブレスレットが今夏、最も「ホット」なアイテムに浮上している。防弾少年団のメンバー、J-HOPEがファンたちのためにARMY(防弾少年団のファンのこと)の象徴である紫色のブレスレットをつくる姿が6月末にネイバーのV LIVEで放送され、世界中で429万人が同時に視聴し、大人気を集めた。東大門や南大門の売り場やオンラインマーケットで手軽に購入することができるビーズを一つずつつなげ、「a-r-m-y」という文字が刻まれた飾りをはめ込んでブレスレットを製作したものだ。まるで幼いころ、夏のキャンプで友人たちと一緒に糸や釣り糸などのようなものを利用し、ビーズのブレスレットをつくった思い出が頭に浮かぶ。1000-1万ウォン(約88-887円)でさまざまなアクセサリーをつくることができる。ネックレス、ブレスレット、アンクレット、指輪、髪留めに至るまで、好きな形につなげてつくればよい。
ビーズのアクセサリーはここ数年にわたり流行している「レトロ」ブームだけでなく、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で「巣ごもり」生活が続いていることで、人気アイテムに急浮上した。ドラマ『椿の花咲く頃』(KBS第2)で女優コン・ヒョジンが花の形をしたビーズの指輪、ブレスレットを身に着けていたのが目を引いたほか、少女時代のテヨンや歌手IU(アイユー)らも花の形のビーズの指輪やブレスレット、ネックレスなどをよく身に着けている姿がカメラにキャッチされている。器用なことで知られるタレントのハン・ボルムはビーズの指輪やブレスレットをたくさんつくって写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップし、7300件以上の「いいね!」が付いた。
「文房具シリーズ」と呼ばれそうなビーズのアクセサリーだけでなく、「FENDI」「PRADA」「ISABEL MARANT」「Roxanne Assoulin」など海外の有名ブランドのアイテムにもビーズを使用したバッグやアクセサリーなどが登場し、その人気を立証。さわやかで清涼感があり、夏のアクセサリーとしてピッタリだと評価されている。特に、ひもや糸を結んでつくる西洋の「マクラメ」とマッチし、組みひものブレスレットやビーズのブレスレットをレイヤードするのもおしゃれに見える。
BLACKPINKのジェニーが流行させた表面がでこぼこした真珠のネックレスなど、真珠のアクセサリーもビーズブームに一役買っている。米国のファッション誌「VOGUE」は「レトロブームに新型コロナウイルス感染症、隔離生活まで重なり、自分でつくるDIYが人気を集め、まるで幼いころベストフレンドに渡したような友情のブレスレット・スタイルが復活している」とした上で「値段も安く、新型コロナウイルス感染症の拡大による隔離生活のストレスを解消することができる方法にもなる」と分析した。
チェ・ボユン記者