【ソウル聯合ニュース】韓国で昨年、インディペンデント映画として異例のヒットを記録したキム・ボラ監督の長編デビュー映画「はちどり」が日本や米国など海外で人気を博している。

 配給会社によると、日本では先月20日に東京・渋谷のミニシアター「ユーロスペース」で公開が始まったが、連日完売が続き、上映館が増えている。

 シネマコンプレックス(複合映画館)日本最大手のTOHOシネマズが3日から3館での上映を始め、今後も拡大していく予定だ。

 北米ではニューヨーク・タイムズ紙や映画専門メディアの「インディワイヤー」などで高い評価を受けている。

 キム監督は「海外の観客が映画を観て、自身の中にいるウニに会い、映画に照らし合わせてくれるのが感動的」とコメントした。

 「はちどり」は1994年のソウルで暮らす14歳の少女ウニの物語。ベルリン国際映画祭のジェネレーション14プラス部門グランプリなど国内外の映画祭で59の賞を受賞した。

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