軍威文化観光財団は6月25日、慶尚北道軍威郡義興面に「三国遺事テーマパーク」を建設したと発表。72万2000平方メートルの敷地に1300億ウォン(約116億円)を投入。軍威郡古老面には僧侶一然が「三国遺事」を完成し、入寂した麟角寺がある。軍威郡はこのような歴史を生かし、数年前から「三国遺事」を地域の文化遺産として育ててきた。来年からは古老面という地名を三国遺事面に変える条例も改正した。

 「三国遺事テーマパーク」にはさまざまな教育・体験施設がある。宿泊施設としては、新羅の誕生説話を表現した卵型の「歴史ドーム」25棟が設けられた。キム・ヨンマン軍威郡守(郡の首長)は「新型コロナウイルス感染症で疲れた人たちにとって、三国遺事テーマパークが新たな憩いの場となれるようにしていきたい」とコメントした。


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