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パク・ヨンハさんの死から10年…ソ・ジソブ、リュ・シウォンら「今も彼のことを…」
【Pickcon】ドラマ『冬のソナタ』などに出演して人気を呼んだ俳優・歌手のパク・ヨンハさんが旅立ってからもう10年。
10年前のあの日のように、パク・ヨンハさんの10周忌にあたるきょう(30日)も空が泣いている。突然、パク・ヨンハさんの悲報が届いた2010年6月30日、あの日の空のように。
パク・ヨンハさんが他界して10年たっても彼は家族やファン、そして仲間たちの胸に居続け、恋しさが募る。かつてパク・ヨンハさんの穏やかな心根は多くの人々にとって癒しだった。仲間たちの胸に残っているパク・ヨンハさんの姿を、10年たった今、思い起こしてみようと思う。
■チャン・セジン「世の中にこんな人がいるなんて…」
俳優チャン・セジンは先日、バラエティー番組『ご飯はちゃんと食べているかい?』(SBS Plus)に出演し、パク・ヨンハさんとのエピソードを語った。パク・ヨンハさんが亡くなるわずか三日前、一緒にお酒を飲んだというチャン・セジンは「ヨンハは『(ドラマがうまくいかなくて)兄さん(チャン・セジン)が損をしたので、私が日本の活動で何とかします』言った。それができてもできなくても、そういうことを言ってくれてうれしかった。世の中にこんな人がいるのかと思った」と回想した。パク・ヨンハさんが出演したドラマ『ザ・スリングショット〜男の物語』(2009年)はチャン・セジンが制作に参加したが、視聴率が振るわなかった。
■ソ・ジソブ「あいつが好きだった物を買って持って行く」
俳優・歌手ソ・ジソブはパク・ヨンハさんの葬儀で喪主を務め、葬儀費用の全額を負担した。その後のインタビューでソ・ジソブは「あいつが生前好きだった物を必ず買って、今もよく持って行く。もちろん私一人で行ってこっそり会ってくる」と変わらぬ思いを語った。
■リュ・シウォン「実の弟のような後輩、ヨンハが…」
俳優・歌手リュ・シウォンは日本でコンサートを準備していた最中に悲報を耳にした。この時、あまりにもショックが大きくてリハーサルを中断したという。やっとの思いでステージに立った彼は「実の弟のような後輩パク・ヨンハが私より先に天国に行ってしまった」と涙をこぼした。
■パク・ヒョシン「ステージに上がる前、電話で話した兄さん…」
歌手パク・ヒョシンもパク・ヨンハさんと厚い友情を交わした。パク・ヨンハさんが故人となった年、パク・ヒョシンはコンサートでパク・ヨンハさんに言及してむせび泣いた。パク・ヒョシンは「コンサートのたびにステージ上がる前、兄さん(パク・ヨンハさん)と電話で話した。兄さんはいつも僕と一緒にステージに立つのが夢だと言っていた」と、パク・ヨンハさんの日本でのアルバム収録曲『愛という名の地図』を歌い、観客たちは目を赤くした。
■パク・クァンヒョン「僕の日常で最も大きな祝福」
ほかにも、親友だった俳優パク・クァンヒョンは1周忌の追悼式で「君の喜びも共に分け合い、悲しみも共に分け合えたのは、僕の日常で最も大きな祝福だった。ありがとう。愛している」と涙を浮かべた。女優キム・ヒョンジュはある番組で「自分がつらかった時のことを振り返ってみると、そばに誰かがいてくれたのに、私自身はそうしてあげられなかった。なぜ最初に連絡できなかったのかとすごく自分を責めた」と、自責の念に駆られたことを告白し、周囲の人々もそれを聞いて悲しんだ。
それだけでなく、俳優シム・ジホとSS501キム・ヒョンジュン(マンネ)は信頼していた兄貴分がいなくなったことを悲しみ、デビュー同期の歌手キム・ジュニも追悼式に出席するなど、故人を悼んだ。女優キム・ギュリはダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スター』で亡くなった自身の母親とパク・ヨンハさんのことを振り返り、パク・ヨンハさんが歌った人気ドラマ『オールイン運命の愛』の挿入歌『初めて出逢った日のように』を選曲して拍手喝采(かっさい)を浴びた。
パク・ヨンハさんは生前、演技や歌で多くの人々を癒した。パク・ヨンハさんの死から10年を迎え、彼の歌『期別 キビョル』の歌詞を思い出す。「元気でいると信じているよ/幸せに暮らしていると信じているよ/長い道のりを振り返る思い出に涙が浮かぶことのないように」
◆【写真】星になって10年…写真で見るパク・ヨンハさんの姿