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釜山の名物「松島雲の橋」18年ぶり復元、6月開通
韓国の公設海水浴場第1号である釜山・松島海水浴場の名物である「松島雲の橋」が18年ぶりに復元され、6月に開通する。
釜山市西区は、施設の老朽化により撤去されていた松島雲の橋を復元した松島竜宮雲の橋を最近完工した、と5月7日発表した。1カ月間にわたり安全点検を実施した後、早ければ6月に開通する。松島竜宮雲の橋は松島海水浴場の西側にある岩南公園と海を越えた先にある小さな無人島である東島を結ぶ。長さ127メートル、高さ25メートル、幅2メートル、面積488平方メートルで、一度に100人が渡ることができる。
松島雲の橋は以前、松島海水浴場の東側にある松林公園から亀島まで150メートルの区間を連結していたが、2002年に撤去された。今年無料で運営後、来年から利用料を大人2000ウォン(約174円、西区民1000ウォン=約87円)とする案を検討中だという。西区のコン・ハンス区長は「思い出に過ぎなかった橋が見事に生まれ変わった」とした上で「釜山の名物として定着し、地域経済の支えとなり、市民に愛されるものと期待している」とコメントした。