【STARNEWS】準強姦(ごうかん)の罪で懲役3年を言い渡された人気バラエティー番組のプロデューサーが上告状を提出したが、棄却された。結局、このプロデューサーは実刑を言い渡された。

 法曹関係者が30日語ったところによると、部下に対する準強姦罪で懲役3年を言い渡された後、上告状を提出していたプロデューサーについて、今月初めに上告の棄却が決定したという。

 このプロデューサーは数年前、同じ番組を手掛けていたAさんに性的暴行を加えたとして、2018年にAさんから告訴された。プロデューサーは準強姦の容疑で身柄を拘束され、ソウル中央地方裁判所は昨年8月に懲役3年の実刑判決を下した。

 プロデューサーは控訴し、同年10月に二審が行われた。しかし、裁判所は被告の控訴を棄却し、一審と同じく懲役3年の実刑とともに、児童青少年対象機関への就職制限命令などの判決を下した。

 これを受け、プロデューサーは二審判決を不服として2月に上告状を提出。裁判所は上告理由などについて検討したが、棄却を決定し、プロデューサーに実刑判決を下すことで裁判は終了した。

 裁判所は量刑理由について「指揮関係にある状態で事件が発生したことから、罪質はよくなく、被告は納得しがたい主張を繰り広げ、反省の態度が見られない」と説明した。

ハン・ヘソン記者

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