新型コロナウイルス感染症の拡大により世界経済が直撃弾を受けている中、韓国のサラリーマン2人に1人は雇用不安に悩んでいることが分かった。業界別には旅行業界従事者の回答率が93%で最も高く、以下、航空、映画業界従事者の順で後に続いた。

 また、新型コロナウイルス感染症の影響で無給休暇などが拡大していることにより、給与や勤務時間にも変動が生じている。経済危機で「給料が減った」と回答したサラリーマンが全体の23%に当たり、「勤務時間が減った」という回答も28%に達した。

 一方、今回の経済危機により勤務時間がむしろ増えたのは「マスコミ業界」(31%)、「放送業界」(22%)などだった。

 また、現在の経済危機を乗り越えるのにかかる時間については、サラリーマンの38%が「1年以上」と考えており、最も多かった。

クォン・ヨンス記者

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