自分の大好きなドラマのキャラクターがソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）にアカウントを開設していたら？　最近、女優たちがドラマで演じるキャラクターのSNSを運用し、ファンたちとコミュニケーションを図っている。ブラウン管の裏の姿から、まるでキャラクターがそのまま動いているような親近感を表現している女優たちを紹介しよう。

　昨年7月から放送されたドラマ『ホテル・デルーナ』（tvN）で幽霊たちが宿泊するホテル・デルーナの社長チャン・マンウォル役を演じたIU（アイユー）は、ドラマの序盤にチャン・マンウォルの写真共有SNS「インスタグラム」を開設し、二日でフォロワー数が2万人を突破するなど、大人気を集めた。外見は月のように孤高で美しいが、気難しく意地が悪くて気まぐれな性格や口調がそのまま込められた投稿をアップし、まるで実在する人物のようにファンとコミュニケーションを図り、愛された。ドラマが終わった今もファンたちはチャン・マンウォルのアカウントにコメントを寄せ、懐かしんでいる。

　一方、現在10％を超える視聴率で金曜・土曜の夜に視聴者を楽しませているドラマ『ハイエナ』（SBS）、そしてドラマ『梨泰院クラス』（JTBC）に出演している女優たちも、劇中演じているキャラクターの「インスタグラム」を開設し、ファンと交流している。

　まず、手段と方法を選ばず直進する、まるで雑草のような弁護士チョン・グムジャ役を演じているキム・ヘスは、普段私たちが知っていた女優としての姿ではなく、チョン・グムジャになり切っている写真をアップ。本放送を見てくれるよう促したり、相手役チュ・ジフンの演じるユン・ヒジェへの思いをアピールしたり、二人を「愛し合っていた仲」と言うなど、笑いを誘うような投稿で注目を集めている。

　一方、もともと「インスタグラム」にアカウントがなかったキム・ダミは、劇中インフルエンサーのチョ・イソ役を演じるということで、アカウントを開設。まだ投稿は多くないが、「きょうもHoney night」「夜空クラス」などと書き込み、チョ・イソとキム・ダミの日常を共有している。