【ソウル聯合ニュース】韓国インターネット通販大手のインターパークは19日、同社の外国語版ウェブサイト(英語、日本語、中国語)で2018年1月1日から2019年12月31日に販売されたチケットのビッグデータを分析した結果、海外の観客を対象とした昨年の国内公演のチケット販売が前年比34.0%増加したと発表した。

 チケット販売額に占める言語圏別の割合をみると、英語が40.5%、日本語が38.1%、中国語が21.3%の順だった。

 全体的にはコンサートチケットの販売額の増加幅が大きく、英語が前年比89.0%、中国語が31.0%それぞれ増加した。

 各言語圏のジャンル別の割合をみると、英語はコンサートが78.9%、ミュージカルが19.8%、中国語はコンサートが84.3%、ミュージカルが15.1%だった。日本語はミュージカルの人気が高かったが、ミュージカルの割合は58.1%で前年(71.4%)より縮小。コンサートが40.1%を占め、前年の約2倍となった。

 チケット購入者の言語圏別の割合をみると、コンサートは英語が49.0%で最も高く、中国語が27.6%、日本語が23.4%を占めた。ミュージカルは日本語が66.4%、英語が24.0%、中国語が9.6%の順。

 韓国で昨年開催されたコンサートのうち海外観客に最も好まれたのはソウルで行われたBTS(防弾少年団)のワールドスタジアムツアー「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」のファイナル公演だった。

 英語圏の観客は AB6IX(エイビーシックス)、NU'EST(ニューイースト)、TWICE(トゥワイス)の公演を、日本の観客は2PMのジュノ、 SHINHWA(神話)、キム・ヒョンジュンの公演を好んだ。中国語圏の場合、SHINHWAの人気が圧倒的に高かった。

 ミュージカルの場合、アイドル出身または韓流ドラマに出演し知名度が高い俳優が出演した「新興武官学校」「帰還」「エクスカリバー」「マリー・アントワネット」などがチケット販売の上位に入った。キム・ジュンスとSEVENTEEN(セブンティーン)のドギョムが出演した「エクスカリバー」は日本の観客から圧倒的に支持された。

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